株式会社
黒沢レース
桐生に生まれる
古くから織物の産地として発展してきた桐生において、昭和三十一年ラッシェル機一台をニッターから譲り受け、レースカーテンの製造を始めるところから黒沢レースは生まれました。
その後、様々な編機を取り入れ、多様な試作製品を多くの得意先にプレゼンテーションして業績を伸ばし、今では国内を代表するブランドメーカーなどに商品を提供しています。
創業の当時から「良いものづくりをして、日本の窓に幅広く、より多くのレースカーテンを届ける。それができるのは黒沢レースしかない」という目標を持ち続けています。
その「ものづくり」の為に自社開発商品を外注化せず社内に編機を揃え、また、編機を改良しより付加価値の高いものづくりを目指しています。
そして次世代を担う人たちに、その精神、そのこころを伝えることで、産地に根ざした信頼される企業として成長してゆきます。
製造概要

株式会社黒沢レースは床面積六千平方メートル以上のゆとりのある工場で、多くの試作を行い、新製品を産み出す体制を持ち続けています。この体制こそが黒沢レースの強さであり、世界に日本のレースカーテンの質の高さを知ってもらえると考えています。
敷地面積:4,000坪
設備:ラッシェル編機 自社所有 34台
代表工程
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整経
経糸を均一なテンションで編機に供給するための準備工程です。均一な生地を生産する最初の工程のため、非常に厳しい品質管理がなされます。
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編付け
整経された糸を編機にかけるために、一本一本を編み針にかけていく作業です。 この工程は機械ではなく全て手作業で行います。
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編立て
実際に糸が反物になってゆく工程です。糸でループを作り、そのループに糸をくぐらせ、またループを作ることを繰り返していきます。
生産工程略図
原糸入荷
整経
編付け
編立て
生機検査
補修
出荷